中央競馬と地方競馬について

競馬には中央競馬と地方競馬があり、一般的によく知られているのは日本中央競馬会が主催する中央競馬で、自治体や競馬組合が主催する地方競馬に所属する馬が中央競馬に出走することはありません。

ただ、まったく交流がないわけでなく、特に近年は交流が活発化しており、地方所属馬が中央のGⅠに出走することも珍しくありません。

それでも地方馬が中央のGⅠに出走するのは簡単ではありません。

地方馬が出走できる中央競馬のレースは指定競争(指定)と特別指定競争(特指)で、出走には条件が課せられます。

GⅠへの出走条件はさらに厳しくなります。

地方馬がGⅠに出走する条件を得るには主に、前哨戦で1着あるいは1着か2着に入る必要があります。

こうした条件はレースによって違いますが、例えば天皇賞(春)の場合は、前哨戦の阪神大賞典、日経賞、大阪杯で2着以内に入る必要があります。

この前哨戦に出頭できる地方馬の数にも2~3頭という制限があり、その前哨戦で勝つか、2着以内に入る必要があるわけですから、中央の有力馬が出走する前哨戦で上位に入るのは極めてまれなことで、地方馬のGⅠ出走がいかにハードルが高いかが想像できます。

他にも指定された海外GⅠで勝つことや、過去1年の獲得賞金などで出走できる場合もあるそうです。

オグリキャップなどのように地方から中央に転厩した後に活躍した馬はいますが、これまで中央のGⅠで地方所属馬が勝ったのはダートのフェブラリーステークスを制したメイセイオペラだけで、芝ではコスモバルクなどの2着が最高となっています。

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